責め縄秘画報 縄悦 其ノ四 女囚[拷問蔵] 森下さやか
主演:森下さやか 監督:夢流ZOU 縄師:奈加あきら メーカー:アートビデオ 発売:2005/4 耽美派『責め縄』縛師奈加あきらの縛り世界。千変万化する一条の縄、絡み合う数条の縄たちを巧みに操り、女体を艶美に悽愴に縛り上げる日本独特のSM情感。『被虐と嗜虐』の愉悦の原点、官能の原点を見つめる。 |
縄悦シリーズの第4段。シチュエーションとしては、女囚緊縛モノ。
女囚風の着物を着せられた森下が、石の床に座らされ、後ろ手に縛り上げられていく。奈加氏の縄捌きが絶妙である。着物に食い込む縄、苦しそうな森下の顔に、かなりそそられる。
続いては、たった状態で水平につるした竹の棒に、手を広げて縛り付けられる。縛られながらあえぐ森下、きしむ縄の音。さすがに縄悦というタイトルだけあって、縛りにこだわっている。そして、両足を縛られて、その縄を天井につるされる。かなり苦しそうな森下の表情がたまらない。
今度は再度後ろでに縛った状態であぐら縛りに。首にかけた縄を足に結びつける。そして竹の猿轡をかませる。苦痛にゆがむ森下、それを背後からのアングルがきつく縛られた手首を写す。苦しそうな様子が伝わってくる。
その後も2パターンほどの縛りを挟み、女囚ものの定番ともいえる、石抱きと三角木馬。三角の木を並べた上に正座をさせられる森下。上半身はもちろん後ろ手にきつく縛られている。そして膝の上に石が置かれていく。石自体は作り物っぽいが、それでも三角の木の上に正座しているだけで、脛にかなりの負担がかかっていると思われる。本当につらそうで、苦悶する顔が見所である。
そして三角木馬。こちらも上半身は後ろ手に縛られ、三角木馬にまたがされる。むき出しの下半身に、木の角が食い込む。木馬の脇に足を引っかけ、少しでも食い込みを和らげようとする森下だが、奈加はその足を竹で叩き、足を外させる。そして竹の猿轡。声を上げられない森下を竹で打つ。さらに、足に石のおもりが。。。
森下さやかといえば、奴隷通信でもかなりの責めをされていた。正直いって顔はあまりタイプではないが、きつい責めが似合う女優である。特に本作は、女囚、拷問というシチュエーションに奈加の縛りが加わることで、かなりの被虐感が醸し出されている。
女囚モノが好きな人には是非みてほしい一作である。
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